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「係決めようぜ」
高木卓がプリントを貰ってきて机の上に置いた。
「まず班長だな~どうするよ?じゃんけんか?」
卓は笑っていた。じゃんけんで班長を決めるのは定番っちゃ定番だ。
「卓、お前やれよ」
と言いだしたのは山本伸二だ。
「お、俺?」
卓は戸惑っている様子だ。
「お前リーダー的存在じゃん?人を指揮するのうまいし」
伸二は指を指して言っていた。
「そうだよ、お前やれよ。俺がサポートするからさ」健斗も続いた。
「お前好きだろ?リーダー」
寛も健斗に続いた。
「ま、マヂで?」
卓は落ち着かなかった。まさか推薦されるとは思わなかったからだ。
「優哉はどう思う?」
伸二は聞いた。
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