素直じゃない
11/12
読書設定
目次
前へ
/
230ページ
次へ
「……あ、」 ありがとう、と言いたかった。けれども言葉は喉でつっかえて、何もいえなくなってしまう。 緊張のせいか、手のひらに少し汗をかいていた。 「……あ?」 「……あ、飴があるけど……なめる?」 口から出てきたのは、おかしな言葉だった。 でも多分、すずかは分かってくれている。だから、彼女は笑って、「じゃあ、一つもらおうかな」なんて言えるのだ。
/
230ページ
最初のコメントを投稿しよう!
97人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
23(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!