素直じゃない

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「周りなんて、関係ないのよ! 大体、『普通じゃないから』って理由で、あんたはなのはを諦められるの?」 「ちょっとアリサ……大声でそんなこと言わないでよ、恥ずかしい……」 「どっちなのよ!」 フェイトが黙る。彼女はそれから顔を上げて、 「……諦められない」 その表情には、はっきりと意思が浮かんでいた。 だから私は、表情を緩める。
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