第1話-君が好き

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翌日早朝…。 シンはリビングのソファーで目を覚ました。当然、昨日の事であまり眠れなかったらしいが…。 「ふぁ~…眠い…」そう呟きながらシンは昨日の事を思い出そうとするが… 昨日、自分があの後どうやって家まで帰って来たのかなど…いくら考えても思い出せない。 無論…言うまでもなくルナマリアとは一言も口をきいてなどいない。 「ルナ…まだ怒ってるよな…ハァ~…どうしよ…」 シンはポツリと元気なく呟く。なんだか自分が情けなくなってきた。 「考えたって仕方ない!ルナにちゃんと謝ろう!」 そう言いながらシンはソファーから立ち上がり寝室へと向かった。 すると、寝室のドアが開いて中からルナマリアが目を擦りながら出てきた。
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