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翌日早朝…。
シンはリビングのソファーで目を覚ました。当然、昨日の事であまり眠れなかったらしいが…。
「ふぁ~…眠い…」そう呟きながらシンは昨日の事を思い出そうとするが…
昨日、自分があの後どうやって家まで帰って来たのかなど…いくら考えても思い出せない。
無論…言うまでもなくルナマリアとは一言も口をきいてなどいない。
「ルナ…まだ怒ってるよな…ハァ~…どうしよ…」
シンはポツリと元気なく呟く。なんだか自分が情けなくなってきた。
「考えたって仕方ない!ルナにちゃんと謝ろう!」
そう言いながらシンはソファーから立ち上がり寝室へと向かった。
すると、寝室のドアが開いて中からルナマリアが目を擦りながら出てきた。
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