第1話-君が好き

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シンはルナマリアからの置き手紙を読み終えるとリビングの時計に目を向けた。 時刻は11時…。 約束の時間まで1時間しかない。 「すっかり忘れてた…」そう呟くなりシンは急いで寝室に戻りあわてて服に着替える。 オーブ中央時計台広場へはバスと電車を乗り継いで行くため、どんなに急いで行ったとしても1時間以上以上かかる。 ましてや今日は日曜日、電車やバスだって混んでるに決まっている。 たが、考えてる時間は無かった。 着替えも終わりシンはあわてて外へ出る。 階段をダッシュで降りて家の近くにあるバス停へと向かった。
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