10人が本棚に入れています
本棚に追加
オーブ中央時計台広場の駐車場に着くなり…
「ありがとうアスラン!それに、キラさんもありがとうございました。」車を降りながらシンは二人にお礼を言うとすぐに公園内に向かった。
公園内に入るとシンはすぐに周りを見渡しルナマリアを探す。だが、今日は日曜日ということもあり家族連れの人々で込みあっていた。
「11時40分…か。でも、まだ間に合う」腕時計に目をやりながらシンはそう呟き、少し小走りで周りをもう一度よく見渡すが…やはりこの人混みからルナマリア一人を見つけだすのなんて無理なんだろうか。
シンが諦めかけオーブ中央時計台広場の中心にある噴水脇のベンチに目を向けると、そこには彼が先程から探し続けていたルナマリアが座っていた。
最初のコメントを投稿しよう!