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ガタガタと揺れる馬車の中、僕は冷や汗をかいていた。
酔った訳じゃない。
…僕は魔法剣士だ。そして武器は壊れたままだ。
戦力半減中…
レッド「どうしました、リーダー?」
レッドが顔を覗き込んでくる
僕の事をリーダーと呼んでいる。
ブルー「いやね…剣買いたかったなぁ…って」
疑問に思っている人もいるかも知れないが、僕は自分の愛剣というべき『重鋼の剣』を持っている。重いけどかなり壊れにくい剣だ。…ただしこれは王様に会いにいった時、自分の家に置いてきたんだよね。一般人の武器持ち込み禁止だから
…帰ったら絶対錆びてるだろうな…
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