第1話:ΩとV

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「…え?」 『?どうした?』 「もう一度言うけど…え?」 このバカはいまだに状況を理解していない 『だから、点数が低いと俺も補習』 ニヤッ、一瞬ボルトが笑ったように見えた 「じゃぁさ、俺が0点でオームが満点でも、平均点より下だったら補習受けるのか?」 『あぁ、そうだ』 ひゃっほーい‼いきなりボルトが喜んだ 『おい‼何喜んだ‼』 「だってオーム今まで補習受けた事無いでしょ」 まぁ…確かに… 『だから何だよ?』 ボルトはこの質問を待っていたかのように、 「オームに補習の辛さを教えてやる‼」と、間髪入れずに言った はぁ?何言ってんだコイツ 「よし、今日はこれにて勉強会終了‼解散‼」 『おいおいおいおい‼何もやって無いだろ‼』 と、言った時にはもうボルトの姿はなかった
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