出逢いは最悪

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  『行ってきます!』 ボクは朝から、凄く急いでます。 今日は入学式。 まぁ、ボクは友達と同じ高校だから少ししか緊張してない。 ただ、今日は大好きな漫画の発売日・・・。 クラスとかより続きの方が気になるよ! もう少し、早起きしてれば良かった・・・。 なんて、思いながらも真新しい制服を着て走ってる。 「あと、10秒ー!」 校門を過ぎた所で、先生達が叫んでる。 危なかった・・・。 もう少しで遅刻だった。 「結架、おはよー!」 『あ、おはよ!』 この子は、光希[ミツキ]。 中学生の時からの友達で、私がオタクになるキッカケを作った人物の1人。 「ねぇ、今日発売のLOVER買った?」 『寝坊したから、買えなかったのー。』 「やっぱり?(笑) 私は買ったから、後で貸してあげるよ」 『ホントに? ありがと!』 ───ドンッ え・・・・・? 転けちゃう!
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