平凡な日常

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ガヤガヤ 入学して2週間が経ったころ。にぎやかな校門をくぐり教室に向かう。 俺の名前は刹那 光人(セツナ アキト)。水城学園高校に通ういたって普通の高校生だ。 俺の通う水城学園高校は他の高校とはちょっと変わっている。 中でも、普通科と魔法科が混在していることが変わっているところだろう。 ここ数年、魔法に対する世界の見方が変わり、魔法を重要視するようになった。 そこで、造られたのが水城学園高校。造られたとはいっても元々普通科しかなかった学校に魔法科を設置しただけである。 それより前から魔法科の学校はあったが普通科と魔法科が混在する学校は水城学園高校が初めてである。 何故普通科の学校に魔法科を設置したのかというと、いろんな人に魔法を身近に感じてもらいたいからだそうだ。 この普通科の学校に魔法科を設置によって、魔法を軽蔑視していた多くの人がここ何年かで意識を変え、魔法というものを受け入れた。 今や魔法はなくてはならない存在までになっている。
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