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「ふーん。そうなんだ。それにしても、郁斗はどうして俺達に妹がいるって最近まで言わなかったんだろうな?俺達は、枢がお嬢と初めて会った後にイロイロと調べて名前と住所から郁斗の妹だってわかってたけど…。」
でも、俺達はあえて郁斗に言わなかった。
何か理由があるかもしれないと思ったから。
「それだけお嬢が大切だったんじゃないのか?な、枢。」
「そうだな。アイツ、極度のシスコンだから。」
「へぇ、そうなんだ。」
和也が納得していると同時に、病院に着いた。
ひよりを抱き抱え、医者に診せると疲労が原因だろうということだった。
熱があまりにも高いから、点滴をした方がいいと言われ俺はひよりの傍でずっと終わるのを待っていた。
疲労って、朝早くからのシャワー室の掃除と部室の掃除とシュート練習が原因だよな?
それに加え、ひよりの悩みか…
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