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電話の事には一切触れず、いつものように肩を並べて食事をした
夕食後
2人でガイドブックを見て翌日のプランを考えながら時間が過ぎていった
『コウちゃん明日は何時ごろ出発?』
来た時に見たマリは姿を消して翌日を待ち侘びるいつものマリに戻っていた
『ん…2時間位で着くからなぁ。正月で混むだろうし駐車場に入るにも並ぶみたいだから3時位には出発かな』
『⁉3時⁉じゃあもう寝なきゃ!』
そういうとマリはいきなり俺の手を掴み立ち出して風呂に向かった
『久しぶりに一緒に入ろう』
『うん』
湯船に浸かり子供のようにアヒルのオモチャで遊ぶマリ
『幾つだよ(笑)子供みたいだな(笑)』
『可愛いでしょ』
『アヒルがな(笑)』
『😣い~~!だ!』
身体を洗う俺にアヒルを投げつけた
『このぉ!』
アヒルのお返しとばかりにマリの頭を掴み湯船に沈める
手をバタバタさせるマリ
久しぶりのマリとの入浴に2人は笑顔でベッドに入った
『目覚ましOK!おやすみコウちゃん。明日楽しみ…』
『おやすみ、目一杯楽しもうな』
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