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稲葉は様々な方向から飛んでくるレーザーをよけ ながら消えた黒鬼を探すが姿がどこにも見えない。
(ちっ…どこいきやがった)
その時、
突然弾丸が稲葉のほほをかすった!
「ここだよ…ここ!」
なんと黒鬼は天井に張り付いていた!
「スパイ〇ーマンかお前は」
稲葉は黒鬼に向かってハンドガンを撃った!
しかし黒鬼はあっさりよけ反撃しようとした時、 よけた弾が天井に当たり 黒鬼は下に落ちた!
「っと…!どうも~」
そして黒鬼はハンドガンを取り出し稲葉に向かって撃った!
(まずい!当たる一か八か!)
稲葉も同じくハンドガンを撃った!
すると黒鬼が撃った弾丸にぶつかったらしく
爆発がおこり稲葉は巻き込まれた!
しかし爆発が起きたことでセキュリティのレーザーは止まった。
黒鬼は爆発が起きる前に
後ろに退いて巻き込まれなかったらしく
ハンドガンをかまえながら稲葉を探す。
「おーい稲葉出てこいよ~まさか爆発で死んだとか?」
挑発するように黒鬼が大きく声を出している。
「…誰探してんだ?黒鬼さんよう?」
いつの間にか稲葉は黒鬼の背後にまわりライフルを黒鬼の頭に突き付けていた!
「なんだと…!この野郎が!」
「動くな頭吹き飛ばすぞ?」
「ちぃ…」
黒鬼は動くのをやめた…
「残念だろうがどっちみち撃つけどな」
稲葉はそう言うと引き金を引き、黒鬼の頭をぶち抜いた!
すると黒鬼の頭には大きい風穴が空き、
見るも無残な姿になった。
しかし黒鬼は平然と稲葉にしゃべりかけてきた!
「痛すぎだろ…頭撃つなんて前が見えねえよ…もうお前
ぶっつぶす!」
黒鬼はそう言うと黒い液体の入った注射を胸に突き刺し、打ち込んだ…
すると黒鬼の肌の色が変色し闇のような黒へと変貌した…
そして全身から銃口が生え、
体中が兵器と化した!
「ハハハ…やっぱ本気で潰すしかないよな…」
頭の穴もみるみる塞がっていく…。
「…なんだよありゃ…
ホントに黒い鬼のようだ…」
「さてと…潰す!」
黒鬼が叫ぶとともに黒鬼の体から生えた銃口がいっせいに稲葉に狙いを定めた!…
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