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ブチッと音を立てて何かが切れた
「モヤシっ!
テメェ何しに来やがった!刻むぞ!!」
六幻に手を掛けながら鬼の様な形相で叫ぶ
ビクッとしておそるおそるアレンは振り返る
…ヤバい…
マジギレしてる…(汗)
あはは…と誤魔化しながら言い訳をする
「い、いやだなぁ…
冗談ですよ、冗談…」
何とか神田をなだめないと本当に命が危ない…
そう思い必死に言い募る
「えーと…
ほ、ほら、他にもイノセンスがあるかもしれないじゃないですか!」
「ある訳ねぇだろ!
馬鹿か、テメェは!!
…付き合ってられるか!!」
俺は出口に向かい早足で歩いていく
…勝手にやってろ!(怒)
その背は怒りをあらわにしている
「か、神田!
置いてかないで下さい!
…また迷子に…」
慌ててアレンは後を追う
そして二人は
教団への帰路に着いた―
~fin~
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