俺と、

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〇月×日、天気晴れ 俺の家に、撫で肩の親友(らしい)が居候しています。 「ねーねー、朝ご飯食べないの?」 食べないよ。俺基本少食だし。 「じゃあ俺が作ってあげる!」 ……飯作れるんだ。 …料理ができると信じた俺が馬鹿だったようです。 「…ちょっと焦がしちゃった。」 ………これがちょっとなんだ。 「トイレ行きたくてね…うん。」 ……………。 撫で肩で、料理出来なくて、でも新聞は読んで。 今までのこいつの日常が非常に気になります。 家焼いてないか。とか、キッチンぐちゃぐちゃか。とか。 …ちなみに朝食は俺が作りました。 焦げた料理に合掌していた撫で肩のあいつ。合掌するくらいなら最初から作るな。 .
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