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「ピティはまだ中身は子供だって…。確かにそうかもしれないけど、早く立派になって、じじ様みたいに精霊たちと言葉を交わせるようになりたいです」
「お前はもう既に精霊たちと言葉を交わせるじゃろう」
「まだほんの一部しか会話できないです。もっと沢山の精霊たちと話をしたい。それがボクの夢です」
「…そうかそうか」
じじ様は小さく笑って空を見た。
ここから見える空はとても小さい。
そろそろ日が傾き始める時間だった。
「早く帰って、祝いの準備をするかの…」
「はいっ」
じじ様のペースに合わせてゆっくりとまた歩き始める。
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