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さて、いよいよ白髪染めに挑戦してみるわけだけど……。
どうも勝手がわからない。
説明書によると、シャンプーの要領で使えばいいらしい。
それにしても、白髪染めってひどい色しているんだな。
まるでピンク…というか、モロにピンクだ。
これがだんだん黒っぽくなっていくのだろうか?
だいぶ時間が経ったがまだピンクだ。
もう染め終えた。
しかし、ピンクのままだ。
葉月「礼などいらん。私はただ、一人の咎人として、この大き過ぎる罪を償おうとしただけだ。
……そうだな、次会ったとき、そのときは、全て終わった平和な国で……乾杯といこうじゃないか。」
!!!!!!!!!
まさか!!
娘に言われるまで全く気づかなかったが、箱を良く見ると
カラー:ライトピンク
と書かれていた。
どうやら、娘の言うとおり間違えた代物を買ってきてしまったようだ。
鏡に映った自分の頭を見つめ続ける。
どうしよう、このままじゃ息子達に顔向け出来ないわ。
こんな…ピンクの頭じゃ…、ピンクの…、あれ……?
意外とアリじゃない?
すると、夫が帰って来た。
フェルナンド・ファブレガス・吉田「ただいま~!!」
伝子「お帰りなさいアナタ」フェルナンド・ファブレガス・吉田「えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(´Д`)」
伝子「驚いた? ちょっといろいろあって、イメージチェンジしてみたんだけど……イカす?」
フェルナンド・ファブレガス・吉田「桜にしか見えねぇよ」
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