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マルス「次は第2位の発表に移るのだけれど……死神さん、結果発表の度に残念さを露呈してないかい?」
ヴェル「う、うるさい!! 我も目立ちたいのだッ!」
マルス「……じゃあ司会頼んだよ」
第2位
獲得票数8
シリア・ブライティア ↑ +3
ヴェル「ほう、今回一番伸びが良いな」
シリア「ありがとうございます。皆様のおかげです」
ヴェル「やはり再会があったからか? あまり良いシーンにはならなかったが……」
シリア「ええ! そうなんですよ!! ようやくお兄様と再会出来ましたっ!! ようやくお兄様に見つめてもらえ、ようやくお兄様の暖かな腕に抱かれる事も出来ます!! 直接お兄様のお声も聞けます!! この前、一緒にお出掛けもしたんですよ。それでお洋服を見ていたんですが、お兄様がどの服を来ても凄く似合うと仰ってくれましたし、一緒に1つのソフトクリームを食べて──」
ヴェル「──がはっ……こ、これが理由にあった“殴りたくなる程の極度なブラコン”の威力……だと……!
わ、我に司会など……手に追えないというのか……ッ!」
マルス「……。えーと、そうだねシリア、今回は5位から急上昇し2位に入ったわけだけど、次はやっぱり1位を狙うのかい?」
シリア「いえ、次回はお兄様と同じ票数で仲良く1位を狙いたいです。それで一緒にインタビューを受けて──」
マルス「あ、ありがとうございました……ブラコンを突き詰めた2位、シリアでした」
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