失踪
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「あきれた。それでも昔、私とコンビを組んでいたトミーなの?」 「そ、その呼び名だけはやめてくれないかな」 千香の一言で数年前の苦い思い出がよみがえる。私の名字の富井と、千香の名字の田辺を、アガサクリスティーの小説、おしどり探偵に出てくる夫婦の探偵、トミーとタペンスになぞらえ、二人で秘密機関を名乗って探偵まがいの遊びをしていた事があるのだ。そして、その時の事は、できれば思い出したくなかった。
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