好奇心は猫を殺す

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 これが私の秘密機関に対する苦い思い出、そして、他人に興味を持たなくなった原因である。幼なじみの睦月は当然そのことを知っており、そして、そのことにより私が変わってしまったことを気にしていたのだろう。  千香はどうなのだろうか? 私のことを恨んでいないのだろうか? その疑問は未だに私の中で燻り続けていた。
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