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それ以外を知りたいから相談しようとしているのだが、蛇尾丸からは全く期待外れな返答が返ってきた。
灰猫は白い目で猿女に言った。
灰猫「そんなもんはわかってんの。そうじゃなくて、色気だけじゃおとせないオトコにはどうしたらいいか知りたいのよ!
まったく…だからあんたらに聞くつもりなんてなかったのよ!!」
蛇尾丸2人「何ィ!?」
恋次「あ~も~落ち着けよ!!」
恋次が蛇尾丸を制止させていると、袖白雪が話に入ってきた。
袖白雪「自らの身体の魅力を見せつける以外でなら…」
灰猫「!何かあるの!?」
袖白雪は女性的なので、灰猫は蛇尾丸の返答よりいいものが返ってくるかもしれないと期待した。
袖白雪「氷づけにして傍におくというのはどうでしょうか?」
灰猫「…………」
予想外の返答に返す言葉をなくしてしまった灰猫。
それを見てルキアが申し訳なさそうに言った。
ルキア「す…すまぬ。袖白雪はこう…少し一般からずれたところが……」
ルキアの言葉を聞いた袖白雪が不思議そうな顔つきで言った。
袖白雪「…何かおかしなところでもありましたか?ルキア様」
ルキア「氷づけにしてはその男が死んでしまうだろう!」
袖白雪「生きていなければいけなかったのですか!それはすみません…」
ルキア「い…いや……そう肩を落とすな。…もういい…」
あまりの天然っぷりに責めることが出来ないルキアは、袖白雪を刺激しないようにこの話を終わらせた。
飛梅「…なかなか上手い方法が出てきませんね…」
灰猫「そうねぇー…やっぱり難しいのかなぁ…」
浮竹「おーい!!」
灰猫・飛梅「?」
浮竹が大量の書類を持ちながら出てきた。
浮竹「今さっき卯ノ花隊長が帰って来られたぞ。君達のことは話してあるから、すぐに行くといい」
灰猫「ナイスタイミング!!」
飛梅「ありがとうございます!」
浮竹は笑顔で応え、ルキアと恋次に言った。
浮竹「2人とも、すまないがこの書類運ぶの手伝ってくれないか?」
ルキア「はい、もちろん!」
恋次「いいっすよ」
ルキアと恋次、袖白雪、蛇尾丸は浮竹を手伝いに行き、灰猫と飛梅はもう一度四番隊に入った。
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