第一夜 -竹林で待つモノ-

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その頃は東京の昭島市という所に住んでいて、母親の仕事の付き添いでよく車で一緒に移動していました。 その日も車で八王子の方へ向かっていました。 その途中、左手にとても大きな竹林が広がっている道に差し掛かりました。 もう夕方でほとんど車通りも無く、いつまでも続く竹林になんだか気味が悪い感じがします。
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