最終幕:王子様はお姫様ですよ?

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葵ちゃんと静ちゃんがやってきた。 それにつられてゾロゾロといろんな奴らがやってきた。 人数が多いから名前付けるか。 祐介「ったく、最後まで良いところ横取りかよ」 蓮「全くですよ、敵の攻撃に当たる俺達も俺達ですけど…」 吾郎「ごめん雪村くん、傍に居られなくて…」 裕一「無事で良かったな」 真弘「…おかえり湊」 珠美「なんで私に内緒で行っちゃうの湊様ぁー(泣)」 悠太「俺も青山と一緒に修行したのに役立つか…」 千里「悠太はともかく、無事で良かったよ秀一くん」 雪「皆様おかえり」 陣「……お役に立てなくて申し訳ございません」 卓「あまり出番がなかったが、これで良いのか?」 空人「結果が良ければ何でも良いじゃん」 恵「仲間になったばっかだったのに、私ってば…」 皆が心配して(一部落ち込んで)いる。 生きて帰ってこれたって実感するな。 「……湊くん」 「あ、雅也さん!!」 奥から雅也さんがやってきた。 な…和む~ 「とうとう明後日で終業式だね」 「おう、そうだった」 ん……?何故皆さん爽やかな笑みをしている? 終業式になんかあったっけ? 「終業式が終わったら寄り道せずに帰って来るのだぞ?」 「……うん?でもなんかあったっけ」 「終業式と同じ日にパーティーを開くんじゃ」 パーティー?なんで?誰かの誕生日? すると祐は俺の肩に手を乗せた。 「…お前やりたかったんだろ?正式な姫になる為の儀式」 あ……そうか、もう守護者12人集まったんだっけ。 そのパーティーはいろいろな守護者達や巫女、姫達が集まり俺を紹介するという、なんつーこっ恥ずかしいパーティーだったりする。 「やった、やったぞ祐、秀一!これでまた平凡な毎日に戻るぞ!!」 「良かったね、湊」 「バーカ」 「ムッ、祐…お前は最後の最後まで俺をバカに」
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