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さらに反対の横に居た秀一に耳打ちすると…
「クスッ、湊…くすぐったいよ」
「んー…」
「おいそこのバカ共、この世から滅してやろうか?」
こうして俺は正式な姫になった。
これから何が待ち受けてようと、俺は立ち向かうと思う。
バカと根性さえあれば大丈夫だろう。
この守護者達と共に、歩もう。
最後の戦いのその日まで…
―おまけ―
此処は砂漠の地、妖刀で封印されている神がいる場所。
そこに二つの影があった。
妖刀が盗まれて封印が弱まっていた。
そこに盗まれた妖刀を持ち、神が眠ってる場所を斬りつけて壊した。
その瞬間、砂嵐で視界が見えなくなった。
砂嵐が止むのと同時に、声が聞こえた。
「我を目覚めさせたのは貴様らか」
それは、1000年前に封印されたであろう………神だった。
「…ふん、久しぶりと言ったら良いのかな」
「……お前は」
黒いフードの男を見て神は驚いたが、ニヤリと笑っていた。
「………………なるほどな」
「お前の役目はあの時と同じだ、守護者を殺せ」
「……よかろう、あれから1000年もの月日が流れた……晃の生まれ変わりとやらも見ておきたいからな」
「私も、アナタの仰せのままに……秀明様」
そして、新たな歯車が狂い始めた。
―END―
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