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「何時代ておめぇ今は安政4年じゃねえか
それよりどこ行くんだ!?」
「すみません…」
それだけ残し雅治はまた走りだした
あんせい?
もっと歴史の勉強もしておくべきだった……
出てくるのはため息ばかりだった
「安政っていつだよ」
呟きながら雅治は歩き出した
その後ろ姿はさながら仕事に疲れたサラリーマンのようだった
「はぁ…これからどうすっかなぁ」
雅治が再びため息をついていると…
ドンッ
「痛ってぇ~!てめぇ何処みとんじゃ!」
雅治はチンピラ五人組にぶつかった
だが、雅治はピクリとも動かない
「……」
「おい、無視してんじゃねぇぞ!」
すると、五人組は雅治に
斬りかかってきた
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