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どうして誰も助けてくれないの?
そんな疑問はもうない。
先生『川野、お前先生に隠してることあるだろ?』
隠してること?
それは先生の方じゃない。
先生『川野宛に手紙が届いた。名前は書かれていない。心当たりはないか?』
私に友達が居ないの…知ってるくせに。
この世界は腐ってる。
愛?友情?…そんなもの口先だけ。
裏切らないって、約束してないじゃない。
気に食わなければ蹴落とし、泥を浴びせる。
「知りません」
先生『…そうか。取り敢えず渡しておく』
そう言うと先生は手紙を私に投げ捨てた。
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