第二章

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そして約20回目には魔力を殆ど体外に出せるようになった。 シップ 「はぁ…はぁ……ようやく…魔力を出せるように……なったかな?」 セレス 「じゃあ、私は長老様を呼んで来ます」 そう言って長老の家に入って行った。 そして数分後、セレスは長老と共に出て来た。 長老 「出来るようになったのか? どれ、見せてみよ」 シップ 「はい……ふん!」 シップが力を込めるとシップを中心に辺りに凄い風が吹き荒れる。 長老 「ぬぅ!何と言う魔力の量! これが人間の魔力か!?」 体内の殆どの魔力を体外に出し、流石に疲れた様子のシップ。 シップ 「ど、どうですか?これで身体強化を教えてくれますか?」 長老 「う、うむ。だが、魔力を回復させぬと出来ぬからの…今は体を休めよ……」 シップはその言葉に甘えて休む事にした。
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