第一章

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今でも後悔している中二の時の思い出 俺は顔にできたニキビや吹き出物を潰すと出てくる淡黄色のネバネバした液体を、当時可愛がっていたペットのジャンガリアンハムスターに食わせてしまった事がある(動機は全く覚えていない) そして液体を食わせて一時間ぐらい経過すると、急にハムの体がビクビクと痙攣してきて 心当たりがあった俺はマズイ事になったとパニックになって、痙攣するハムを急いで動物病院に連れて行った しかしジャンガリアンハムスターは体が小さいため、先生でも注射などの治療を何もする事ができなくて ついには呼吸困難になって最後は俺の手の中で苦しそうに死んでしまった まだ産まれて4ヶ月と若かった事もあり、先生の診断は急性ショック死だった 直ぐに自分の行いが原因だったとわかり、バカな事をしてしまったと死ぬ程後悔して一週間ぐらい狂ったように泣いた 十年以上経った今でもこの事を思い出すと、手の中で苦しそうに死んでいったハムの光景が鮮明に回想されて欝になる その罰なのかはわからないけど、今でもニキビや吹き出物が顔にアホみたいにできる。
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