あとがき

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決め事そのニ。 恋愛を主軸に据えること。 実は私、キャラに『好き』って言わせると、恥ずかしくて悶え死ぬ病なのです。 恋愛描写ってものすごく苦手で、この物語はありていに言えば練習台。 拒絶反応も出ましたが、恋多き連中のおかげで耐性もでき、なんとか告白シーンを乗り越えることが出来ました。 あ、でもkissはまだ即死します。 お話としては、キャラごとの恋愛観みたいなのを出せたら良いなと思いながらも、結局最後まで扱いきれなかったのが心残りです。 魅力を出し切れずにごめんなさい。 出来ることなら、セシリアをもっと可愛く、もっと儚くしたかった。 リンにはもっと女性の強さを出してあげたかった。 ライオットはちょっとカッコ良くしすぎたw ヨハンは直情的過ぎた感があるけど、こいつの小物っぷりは学生らしくて良かった。 あとこれは決め事というわけでもありませんが、個人的に意識したのはパワーバランスですかね。 どれだけ強くても、学生は学生の領分を越えない。 たとえ帝だとしても、所詮はひとりの人間でしかない。 こういう変な部分で現実的に考えてしまうのは、本作品に限らず、私の作風であり病気です。 そのせいでド派手な戦闘ではなくなりますが、人間の抱えられるエネルギー量ではこれくらいが限界かなと。 唯一その枠を外したのがセシリアです。
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