あとがき

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というわけで、『僕の上に降る涙』なんとか完結です。 皆さまお疲れ様でした。 まさか四桁頁に突入するとは想定もしておらず、話をコンパクトに纏められない自分の未熟さに泣けます。 ん? 終わり? あれどうなってんの? な部分が幾つかあるかと思いますが……ごめんなさい。確信犯です。 物語としてはここまでですが、設定上はまだ続きがあるんです。 あのケダモノさんの素性とかあいつの本心とか。その他色々。 登場人物達はこの日以降も波乱万丈に生きていくはずなので、余剰設定はどちらかというと彼らの為です。 ひと昔前のアニメで流行った、謎を残して終わるパターンだとご解釈ください。 このお話を書いたきっかけは、本当に単純なものです。 ギルドとか魔法学園とか出てくる、いわゆるモバ(エブリスタ)の定番ファンタジー。 個人的に好きで、コレ系ばかり読んでいた時期がありました。 自分もこういう定番設定でお話書きたいなーなんて思ったのが事の発端。 露骨に言えばパクリっすよね(自爆) ただし、定番設定をやるにあたって、幾つかの決め事をつくりました。 決め事その一。 やるならちゃんとパk踏襲すること。 ストーリー展開を含めて、王道から外れたことはやらないように気をつけました。 展開が予想できた読者さまも多いと思いますが、それはこの縛りルールのせいであり、あえて描写的に狙ったせいでもあります。 予想が出来る楽しさ、王道だからこその面白さを感じていただければと思っていました。
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