Chapter 1

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そして、世界にその脅威を知らしめた存在。 奴は気まぐれに人里を襲った。 夜道の娘を一人喰らった事もある。 名家を執事もろとも惨殺することもあった。 村一つ、町一つを瓦礫の山に変えることもした。 魔神『オウリー』 いつしかそう呼ばれるようになった、一体の魔物。 世界はその存在に恐れ、抵抗し、それでも彼の目的をつかめずにいた。  
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