有士と空

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次の日 空はポケーとしながらバス停に歩く 蒼「~~い~~お~い」 空は気づかずバス停につき並ぶとその後ろに蒼がきた 蒼「お~い!!君!!」 空は我に返り 空「はっはぃ」 蒼「一緒なんだね。バス停」 空「あっどうも」 空は蒼の顔を見てやっと気づいて 空「あっ蒼くん」 蒼「えっ??何で俺の名前…」 空「あっ…」 蒼「まぁいいや。とりあえず一緒にいかない」 空「えっ…うん」 蒼「えっ…ダメだった??」 空はブンブン首を振った 蒼「よし!!…とりあえず…乗ろうよ」 空の前はガラリと開いていた 空「あっ!!」 空はそさくさと乗り座った 蒼も隣に座る 空は思ったより近くて緊張してしまう 空「…」 蒼「ん??」 空「…イエ…」 蒼「えっ…緊張してる??」 空「…うん」 蒼「えっ…何かゴメン…急に声かけちゃって…」 空はブンブンまた首を振る それから二人は無言のまま学校についた 蒼「んじゃまた…明日も一緒に乗ってくれる??」 蒼は不安そうな顔をして空を見る 空「ハイ…」 蒼「よっしゃ」 蒼は小さくガッツポーズをする 空はそれを見て ふふっと笑った 蒼はニコッとしながら手を振り 蒼「またね」 空「うん」 そして二人は互いの教室に入ると… 「長嶺空はヤリマン死ねバカッダセッ」 黒板に書いてあった 空「えっ…何これ…」 近くにユカは泣きながらうずくまり ユカ「…空…ねぇ…嘘って…いっ…て…よ…」 チカ「マジ怖いよね~静かな振りしてやること違うし~マジうぜー」 ユカ「チカは黙ってて!!」 ユカはキッとチカを睨みつけ ユカ「ねえ…空…ちゃんと答えて!!」 空は自体を読んだ 空「ユカ違うの…あれは…」 チカ「何が違うんだよ!!元々有士くんに色目つかってたんだろ~ マジキメーから」 有士「てめぇ~がキメーよ!!」 チカ「有…何で…」 有士はチカに近づき拳を握り締めたまま 有士「お前さぁ~俺の女に何してくれてんの??」 有士は机に座り教科書でチカのあごを上から下とゆさゆささせながら 有士「マジ男だったらぶん殴っちゃってるよ~」 と流し目をしながら優しく呟き… の瞬間 有士「次やったらマジでぶっ潰すからな!!!!!」 と罵声を浴びさせた
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