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『文化祭のときはわからなかったけど、そういう人だったんだぁ~…。』
『……。』
肩を落としている私に優は、
『好きなのはしょうがないよ。
だけど彼女がいる内は会っちゃダメだよ!
華花も苦しむし、彼女も苦しむことになるんだからね!!』
確かにその通りだ。
改めて自分の軽率な行動に対して申し訳なくなり、その日はベッドでまた泣いた。
好きだけど…好きなんだけど…、彼女がいるんじゃ我慢するしかないね。
すぐに諦めることは変わらず出来なかったが、想いは我慢するほど強くなっていった。
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