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このボランティアの話をするのはいつも放課後になっていた。
京子が参加することを説明した。
『お前達ありがとうな!』
先生はにっこりし、
書類に私たちの名前を書いていた。
そして疑問に感じていることを聞いた。
『他校の人もこのボランティアに参加するんですよね。
誰が参加するかわかります?』
興味本意で知りたかった。
特に深い理由は無かった。
『来週辺りには参加者の名簿と詳しい書類が届くみたいだから、届いたら渡すよ。』
『そうなんですか。
ありがとうございます。
楽しみに待ってますね。』
笑って京子と一緒に職員室を出た。
帰るにはちょっと早かったから、
教室で話すことにした。
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