俺とあの子と右手の拳銃

金額分小銭を入れると、赤いランプが一斉に点灯する。

俺はコーラのボタンを押して、受け取り口に滑り落ちた飲料を手に取った。

指に引っ掛けたタブを起こして、豪快にブシッ、と音を立てたコーラが徐々に泡立つ。

俺は一口飲むと、公園を目指して再び歩きだした。