滝、眼前にして、憶(おも)う。

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遍(あまね)くの 人の悲しみ 合わされど かほど涙は 落つることなし 注釈文 世界中の全ての人の悲しみを合わせたとしても、これほどの涙は落ちてこないだろう。 それほどまでに、目の前の滝は壮大で、大きな力を感じさせる。 付け加え 短歌ですと少し長く文字を使えるのでその分伝えやすいですね。 これは自然の壮大さについて詠んだ歌ですが実際に滝を前にして詠んだわけではないんです←おい(笑) 想像でどんな自然でも創り出せてしまうのが人間の怖いところですよね。 ちなみに題の中にある「憶う」に「おもう」という読み方は無いと思うのですが、あえて使いました(笑) 普通の「思う」よりも、「なんとなく」や、悲しげなニュアンスを加えて使ったつもりです。
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