C言語の基礎2

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int main(void) {   return 0; } 上は、何もしないC言語プログラムだ。 何もしないと言っても、C言語について学べることは意外とあ る。 まず、{}の書き方だ。上に書いたように、関数の形を書いた後 すぐに { を そして、関数の動作を書いた後に } で締めればいい…という のがわかる。 return と書くことで、その後に書かれた情報を関数の呼び出 し元に戻す。 呼び出し元というのは、例えばmain関数の中でadd関数を呼ん でいたとしたら、main関数にadd関数の戻り値を渡す、という ことだ。 ここでは、0を呼び出し元に戻している。 そして、注意してほしいのは、C言語では、ひとつの動作を書 いたら、最後に ; を付けなくてはならないということだ。 日本語でも、ひとつの文章の最後には 。を付けるだろう。そ れと同じだ。 これが、C言語のプログラムの基本的な規則だ。 まだ少しあるのだが、これ以上は次に回させてもらう。とりあ えず、上の何もしないプログラムを、資料を見らずに書けるよ うになっておいてくれれば、次に進むのに役に立つ。 ; セミコロン キーボードでは『れ』と書かれているキーを押せば出てくるは ずだ。 『L』の隣といった方がわかりやすいかな?
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