C言語の基礎3

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#include <stdio.h> int main(void) {   fputs("ようこそ、C言語の世界へ。", stdout);      return 0; } 上のプログラムは『ようこそ、C言語の世界へ。』と表示する プログラムだ。 今回は、学ぶことが多い。諦めないで着いてきてくれ。 #include <stdio.h> とは何だ? 先に言っておくと、stdio.hというのは、ヘッダーファイルと 呼ばれるもので、簡単に言うと、C言語プログラムが書かれて いるファイルと言える。 ちなみに今紹介しているプログラムを書くファイルはソースフ ァイルと呼ばれる。情報元という意味だと思っていてほしい。 ヘッダーファイルは、ソースファイルの頭(最初)に書かれるよ うな事を書いておくファイルである。 もう少ししたらソースファイルの頭に書くべきことを教えるの で、もう少し我慢しておいてほしい。 そして、#include というのは、そのファイルを読み込んで、 その場所にそのまま貼り付けろという意味の命令だ。 そうすることによって、あらかじめ先人達が試行錯誤して作り 上げた関数を使えるようになる。 そうして使えるようになった関数のひとつが、mainの中に書か れている『fputs』という関数になる。 stdio.hというのは、標準的な入力と出力( standard in out ) の関数の情報が書かれている。fputsという関数は、標準的な 出力関数となる。 putと付いている関数は、だいたい出力関数である。関数は名 前で動作を予測できるものが多いので、色々なプログラムを見 てみるのも面白いかもしれない。 さて、今回のプログラムでは関数を『使って』いるわけだが、 関数を使う際には、次のようにする。 関数名( 引数リスト ) ; 関数名を書き、その後の()の中に情報を与える。fputsに与え る情報は、文字列と文字列を送る場所だ。 文字列を書く場合は、必ず " で囲おう。これを忘れると、大 変な事になる。 " で囲われてる中では、英数字以外も使うことが出来る。 そして、文字列を送る場所だが、これはstdoutという場所であ る。 名前から予測可能だと思うが、stdoutとは標準的な出力場所に なる。通常はディスプレイ、つまり画面だ。
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