7人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
#include <stdio.h>
int main(void)
{
fputs("ようこそ、C言語の世界へ。", stdout);
return 0;
}
上のプログラムは『ようこそ、C言語の世界へ。』と表示する
プログラムだ。
今回は、学ぶことが多い。諦めないで着いてきてくれ。
#include <stdio.h> とは何だ?
先に言っておくと、stdio.hというのは、ヘッダーファイルと
呼ばれるもので、簡単に言うと、C言語プログラムが書かれて
いるファイルと言える。
ちなみに今紹介しているプログラムを書くファイルはソースフ
ァイルと呼ばれる。情報元という意味だと思っていてほしい。
ヘッダーファイルは、ソースファイルの頭(最初)に書かれるよ
うな事を書いておくファイルである。
もう少ししたらソースファイルの頭に書くべきことを教えるの
で、もう少し我慢しておいてほしい。
そして、#include というのは、そのファイルを読み込んで、
その場所にそのまま貼り付けろという意味の命令だ。
そうすることによって、あらかじめ先人達が試行錯誤して作り
上げた関数を使えるようになる。
そうして使えるようになった関数のひとつが、mainの中に書か
れている『fputs』という関数になる。
stdio.hというのは、標準的な入力と出力( standard in out )
の関数の情報が書かれている。fputsという関数は、標準的な
出力関数となる。
putと付いている関数は、だいたい出力関数である。関数は名
前で動作を予測できるものが多いので、色々なプログラムを見
てみるのも面白いかもしれない。
さて、今回のプログラムでは関数を『使って』いるわけだが、
関数を使う際には、次のようにする。
関数名( 引数リスト ) ;
関数名を書き、その後の()の中に情報を与える。fputsに与え
る情報は、文字列と文字列を送る場所だ。
文字列を書く場合は、必ず " で囲おう。これを忘れると、大
変な事になる。
" で囲われてる中では、英数字以外も使うことが出来る。
そして、文字列を送る場所だが、これはstdoutという場所であ
る。
名前から予測可能だと思うが、stdoutとは標準的な出力場所に
なる。通常はディスプレイ、つまり画面だ。
最初のコメントを投稿しよう!