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敬語腹黒優等生(悟)×脇役美形(蘭)+王道主人公(松森侑)
『………ハァ。』
あぁ……胃が痛い。この年で胃痛に悩まされるとは…。今日も見事についていない日だった。大体侑は無鉄砲過ぎる。少し目を離した隙に面倒事に突っ込んでくしさぁ……。それが長所だったとしても限度があるよね、限度が。
悟「ねぇ、蘭。俺と一緒にいるというのに考え事ですか?」
あっ…そう言えばこいつ居たんだっけか。
『いやっ、何でもない。』
悟「そうですか。松森侑の事を考えていたのですね。(ボソッ)やはりあいつ邪魔ですねぇ。消してしまいましょうか。」
俺今何でもないって言ったよな?何かを隠しているのはバレバレだったかもしれないけど、なんで内容までばれてんの?
悟「蘭の事でしたら何でもわかりますよ。にしても、いい加減あのうざ……松森と離れませんか?」
いやっ、悟が侑の事を嫌ってるのはもう知ってるから隠さなくていいのに。
『でも…今侑の周りは敵だらけだ。恋愛感情ではないけど守ってやりたいんだ。』
悟「全く。俺の気持ちも考えて下さいよ。心配なんですよ。蘭に被害が及ぶ事を考えると。」
うん…もう軽く被害うけてるけどね(泣)
『ありがとう…悟。でも、やっぱり傍にいてやりたいんだ。』
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