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中には一丁の拳銃と、三発の弾丸が入っていた。
「…!銃…!?」
祐斗は拳銃を拾い上げ、まじまじと見つめた。
黒光りする拳銃。
「…ん…?」
床に一枚の紙切れが落ちる。
唯がそれを拾い、読み上げる。
「篠崎 祐斗様 今回私どもが開催いたしますゲーム、『サバイヴ』に参加頂きましてありがとうございます。
尚、この小包を開いたことにより、貴方の参加は決定いたしました。
取り消しはありませんのでご了承下さい。
ゲームの規約につきましては、同封させていただきました、紙に表記してありますので、そちらをご覧になってください 」
唯は紙を読み上げ、呆然と立ち尽くす。
「ふざけんな…!参加決定だと!?」
祐斗は叫びながら小包の中にあるはずのもう一枚の紙を荒々しく探す。
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