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美「あの時、あたしが転校するからって紗枝がうちに来てくれたよね…」
紗「うん。それで恵も呼ぼうって…。」
美「そう。その時あたしは転校する前にまた3人で会えることが嬉しくて道路に飛び出しちゃったの覚えてる?あの時あたしね…」
紗「え?ま…まさか…あの時美緒…気づかなかったんじゃなくて…」
美「うん。病気の発作おきちゃって…。紗枝んちの車が来たのは気づいてたの。それで、うごけなくなっちゃって…。ホント八つ当たりしちゃってごめん。」
あたしはこの時、突然ある記憶が蘇った。
恵「……。さ…え?」
紗・美「えっ!?」
恵「み…お?いや…美緒いなくなんないで…。いやぁぁ~‼」
そう、蘇ってきたのは美緒が死んだあの日の記憶だった。
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