不幸の始まり
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…5分後… 先「…恵さんは…、記憶喪失です。相当、ショックだったのでしょう。」 恵母「!!?…そんな…。」 紗「記憶、戻ることはないんですか…?」 先「家族は思い出せるかもしれませんが…。」 紗「ウ…ソ。うッ…あぁぁぁーー!」 紗枝はしばらく泣いてた。でも、この時のあたしは、何で泣いているのか知る予知もなかった。
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