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「何ですって⁉山梨の家に行く⁉」
「由樹の家で暮らします‼」
バン
「行けません‼何を考えているんですか」
「私はもうこんな暮らしは嫌なんです。いつまでも子供扱いしないで下さい」
蓮榎…
「こんな見られてたらやりたいことも出来ない。由樹が羨ましい」
あんな一般人…
「もう監視しないで下さい。由樹に守ってもらいます」
「勝手な事を…お前は私の言うことを聞いてればいいのです」
パンパン
「うわっ‼何?離して」
「しばらく部屋で頭冷やしなさい」
「ちょっ‼お母さん」
パタン
「山梨由樹…」
やはりもっと早めに言うべきでしたね
「おはよう…あっ」
「由樹来たか」
「お邪魔してるわ」
理事長…
「おはようございます。珍しいですね…」
「話があったもので」
この人苦手なんだよ…まっ適当に終わらせればいいじゃん
「俺は席をはずす。担任には遅れると伝えておこう」
「頼むね」
パタン
「…蓮榎と仲良くやっているようね…」
「幼なじみですから…蓮榎可愛いもんで」
くっ…
「立場はちゃんと分かっているのかしら?いくら蓮榎が年下とは言え身分はあなたより上よ」
また身分か
「出来るなら一般人が蓮榎に近付くのは汚らわしい…あなたと一緒にいるようになってから反抗期になって」
遅いね…僕はもう通り過ぎたよ
「あなたと暮らしたいと言い出したのよ‼」
「へ~嬉しい事言ってくれますね」
「ふざけないで‼汚れた家に蓮榎を預けるなんて…病気になるわ」
病気ね…
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