スペードのトランプ 1

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「最後のページは確かプロフィールだよね」 パラパラ 「…」 一言… 『1年大切な人と離れるのは寂しい…置いていって心配になる。きっと最初は上手く高校生活出来ないはずだ…でも待ってるから…ずっと待ってるから…』 ボッ 「ななな⁉」 何て事書いてるんですか⁉これみんな読んでる筈ですよね⁉ 「…」 ガチャ 「蓮榎…おまた…うわっ‼お前何見て」 バッ 「お前読んだな?」 「すっすみません…でも嬉しいです…そんな事思ってたなんて」 由樹が照れてる…可愛いですね… 「全く…あの時は思った事書いただけだよ…本当の事だし」 由樹… 「もう見るな‼明日も学校なんだから寝るよ」 「あっ…もっと見たかったんですが…」 ギロッ 「いえ…もう見たくないです。はい」 「ほらっベット使っていいから…僕は床で寝るよ」 床⁉ 「何でですか?一緒に寝てたじゃないですか」 「お前な…少しは考えて欲しいんだけど」 はい? 「…制御きかないんだよ…高校生はやりたい盛りなんだよ…蓮榎に触れたくなる」 ドキッ 「お前が嫌な事はしたくないから…体辛くなるし…」 由樹… 「っ…」 ギュッ… 「私は平気です…2人きりになれば…こうなる事は分かってます」 蓮榎… 「でも…その…優しく出来るなら優しくお願いします」 ギシッ 「…蓮榎…」 「由樹…」 トクン…トクン 「じゃー服脱がすね」 パサッ… 「わわっ…」 久しぶりに由樹の裸見ました。逞しくて…クラクラします…
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