ダイヤのトランプ 1

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『え?推薦ですか?』 『そうだ…どうかな?ここなんだけど』 僕がバスケで有名な学校に推薦で選ばれるなんて…この時は…すごく嬉しかった 『はい‼そんな遠くないし…行きます』 『ありがとう…じゃー入学式楽しみにしてるよ』 『こちらこそよろしくお願いします』 「あっ」 ガンッ 「晃…またシュート入らないな…どうした?」 「いえ…別に」 あんな簡単なシュートなのに…僕どうしちゃったんだ? 「よし練習試合をやる…晃お前は今日は外野だ」 「はい…先輩」 くそっ… 「よっしゃ~」 「勝ちだな‼泰裕」 「先輩達のお陰すよ」 それにピッチャーの球遅かったし… 「後少しで終わりだな…後はランニングで終わろうか」 うーす 「泰裕って推薦か?」 「いえ…近いからここに…野球はどこの学校でもあるし…楽しければそれでいいんすよ」 ふーん…ポジティブだな 「でも中学からの奴等みんな推薦とか有名高校行ったから…友達いないすよ」 「お前ならすぐ出来るだろ?」 確かに…気軽に話しかけるな…やっぱり同じクラスの奴と友達になりたいよな 「集合‼今日はこれまで‼晃お前は残れ」 「⁉」 「解散」 みんなが帰って行く中2人きりになってしまった。しかもキャプテンと 「そんな怖がるな…とって食ったりしないからさ」 うっ 「ここの所腕が落ちたよな…入った頃はお前輝いてたのに」 それは… 「何か悩みがあるなら聞くぞ?いじめか?」 「そんな…みんな優しいし…いい人です」 なら…何故?
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