クローバーのトランプ1

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「重い…でももうすぐ」 ズキッ 「いたっ」 グラッ 「わわっ‼」 まずい‼資料が 「よっ」 ガシッ 「え?あれ?」 「大丈夫すか?先生」 鳳凰君⁉ 「あっありがとう…」 「何ですかこれ?」 「資料だよ…生徒会の仕事だからね」 これ全部か? 「まさか…先生自ら生徒会の仕事やるつもりですか?」 「仕方ないよ…誰も来ないから」 誰も? 「あっありがとうね…上に載せてくれるかな」 「運びます。また落とされたら困るんで」 ニコッ 「見た目によらず優しいね…鳳凰君」 ドキッ 「その無表情って生まれつき?」 「はい…一応感情は出しているんですが伝わらなくて」 そっか 「けど悪いね…君も部活入ってるんだろう?遅刻かな」 「休みました…手伝います」 え⁉ 「ここが…何か汚いですね…」 「掃除したいんだけど…触るなって言われてるからね」 何だ?それは… 「あれ?パソコン動かない。壊れてるのかな」 「壊れてますね…ジュース零した後ある…それに埃です…使ってませんね」 もしかして…壊れたの黙ってた? 「おおかた怒られれのが嫌で黙ってたと言った所ですね」 うっ…前の先生はちゃんと見てるのかな? 「とにかく…掃除します…彼等には辞めてもらえばいい…新しく入るまで俺が手伝います」 「本当に⁉」 ドキン 「嬉しい…ありがとう…でも昼休みだけで構わないよ…部分出れなくなるのは困るしね」 「…分かりました」 こんな感情コロコロ変わって少し疲れる…それに変だ心臓の音がうるさい
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