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「仁…あれ?」
「いないんですか由樹」
「うん…ここんとこ昼休みになると消えるんだよ」
そんなお化けみたいな言い方は…
「どうせ2人で食べれないし…やっと3人揃ったから食べたかったのにな」
「まあ…仕方ないですね…行きましょう」
「…」
モグモグ
「…食ったら掃除だな」
後は先生が資料持ってきて…また手書きだ
「…」
ガチャ
「⁉」
「やっぱり…毎回早いと思ったらここでご飯食べてたんだ」
浅井先生
「僕も一緒にいいかな?」
「構いませんが」
トスン
「へ~弁当ですか?奥さんに作ってもらってるんですね」
「ううん…僕が作ったよ‼奥さんはいない独身だよ」
へ~自分で
「君はお母さんかな?」
「そうですね…俺もたまにやりますが」
「何か作れるの?」
「炒め物とか…それより早く食べますよ」
仕事が残ってますから
「鳳凰君…部活終わり付き合って欲しいんですが…」
ドキッ
「それは…」
「やはりパソコンないと仕事は片づかないし…安いのでいいから買おうかなって…」
何だ…そうか…
「でも遅くなりますよ?明日休みなんで…行きますか?」
「え⁉」
そんな驚く事か?
「いいの?」
「別に暇なので」
「わぁ…ありがとう」
うっ…
「楽しみだね」
「そう…ですね」
「本当に?あまり顔に出てないから分からないよ…笑った顔見たいな」
笑った?
「そう言われても面白くないし」
「…まあ…」
勿体ないな…カッコイイのに…「?」
「あっ…なら明日笑った顔にさせるよ」
先生が?
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