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何だよ…晃って人気あるんだな…そういや…キャプテンとも親しかったし~つか俺何でこんなに…
「ん?あれ…晃いない」
もしかして休んだ?昨日あんなに泣いてたし…目真っ赤だろうな
「おう‼泰裕じゃん。何だ?また姫野かよ」
「晃休み?」
「来てるけど…昼休みになったらどっか行ったぜ」
何処だ?
「わりっ…サンキュー」
「お前らって出来てんの?」
はい⁉
「あまり独り占めすんなよ?その気がないなら…先輩に目つけられたら怖いぜ」
何?先輩にも人気あるのかよ?まだ1ヶ月だぞ?何だか…心配になって来た
ダンダン
「よっ」
ゴン
「入らない。」
普通のシュートは入るようになったし…
「もう一度」
シュッ…ガコン
「おしい」
⁉
「さっきここ入ってくの見た奴がいてさ」
泰裕君…
「お前固いな…それに笑ってない。ゲームだろ?もっと楽しそうにやらないと詰まんないぞ」
固い?そうか…よし
「ふぅー」
リラックス…シュッ…
「…」
スパン
「入った…」
「やったな」
「うん」
よし…もう一度…
「…」
シュッ…ゴン…シュパン
「良かった~」
「お前投げる時きれいな姿勢だな…」
「親に散々やらされたからね」
親?
「へ~親バスケやってるのか?」
「父がね…コーチしてるよ」
すげーな
「泰裕君…3ポイントやるから…入った時の気持ちよさすごいんだ」
ふーん
「え?そんな所からやるのか?届くのか?さっきの場所と同じ投げ方すんだろ?」
さっきって…フリスローは投げ方さえきちんと出来れば身長低くても入るよ
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