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電車に揺られ10分たった。彼女と沢山しゃべった。
良永「悪口で言うじゃないけど、気を悪くしたらごめん。なんで金持ちが、電車なんて使うの?僕のイメージだと、高級車とかで、移動してると思ってた」
香奈「わりかし、ハズレでもないです。でも、今日は渋滞にはまって、時間もなかったものですから・・・」
良永「時間?仕事とか?」
香奈「実は私、今日、ピアノの発表会なんです・・・」
良永「ハハハすごいなぁ💦 ・・・」
会話が進まない・・・長い沈黙。
香奈「あの!!よ、もしよかったら、発表会に来ませんか?」
良永「僕なんかが行ってもいいの?」
香奈「はい!!もちろん、大歓迎ですよ」
良永「行きたいのは、やまやまなんだけど、服が・・・」香奈「あっ!!そうでした💦服は、こちらで用意しますので、安心してください」
良永「迷惑かけてしまって、本当にごめんね。そして、ありがとうね。(レベル差をまた感じる。ハァ~なんか、気がのらないなぁ。でも、この子は、とてもいい子なんだよなぁ・・・)」
香奈「謝らないでくださいよ💦悪いの私なんですから💦本当ごめんなさいね」
こうして、彼女の発表会を見に行くことになった。
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