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ここは無人島。
生徒たちが戦うために、住民には出てってもらっている。
生徒たちは、ガスを吸わされ眠らされてこの無人島につれてこられた。
「ルールは簡単。 君たち50人は、5人一組で戦争してもらいます。反則はありません。」
「は?戦争だと!?馬鹿かてめーは!何のために戦争なんてすんだよ!!」
生徒が大声で叫ぶ。
「何のため?答えましょう。」
全員が息をのむ。
「それは君たちのせいです。」
先生がきっぱり言う。
「は?んだと!?調子にのって・・・」
「少し黙れませんか。」先生が言い返す。 生徒たちが不満そうな顔で黙り込む。
「あなたたちが、問題を起こしたり、大人の言うことを聞かないからです。 この国はだめな人間ばかりです。そのためにもだらしのない子供を少なくし、生き残ったものだけが大人になれる。」
生徒たちの顔が青くなる。
「おかしいのはお前ら大人だ・・・」
全員がうなずく。
「そうですか」
先生が淡々と答える。 「何とでもいってください。結局このゲームで何人もの生徒が死にました。」
このゲームの犠牲者は400人を超えており、生き残った生徒の6割が自殺した。生き残ってもあまり意味がない。
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